更新頻度は検索順位には影響しない!頻度よりも大切なものとは?

「クロール頻度を上げれば検索順位も上がるってホント?」という問いに対し、クロール頻度を高めたからといって、上位表示に結びつくわけではないと、Googleのジョン・ミューラー氏が語りました。

そもそもクロールは、Googleにてインデックスに登録するかどうかを検討・判定するためのものであり、検索結果(順位)を決定するものではありません。

同様に「Fetch as Google」は、あくまでインデックス登録への検討・判定を(すぐに)お願いしますというリクエスト送信をするだけです。

しかし「Fetch as Googleはすぐに検索結果に反映させるもの」だと、多くの人が勘違いをしています。

インデックスとコンテンツの質の評価(検索順位の決定)は別であることを、今一度認識しておきましょう。
更新頻度が高いとそれだけクローラが頻繁に訪問することは間違いではなく、上位表示されるページはクロール頻度が高い傾向にあることも確かです。

まさにこれこそが、多くの人が勘違いを起こす原因となるところであり、クロール頻度を高めてもそれが検索結果の上位表示の要因とはなりません。

この勘違いによって「更新頻度が低いと検索順位が落ちる」というもう一つの勘違いを起こしてしまうのです。

タイトルにもあるように「相関関係と因果関係をごちゃ混ぜに考えてはいけません」。

こういった前提条件をしっかりとお客様に説明・理解してもらうことが大切なのに、「毎日更新すればクローラーが巡って来るのでSEOに強くなります(検索順位が上がります)」としか言わないSEO業者やWEBコンサルタントは実際にいます。

逆に更新頻度が高いと一つ一つの記事の質が下がるので、検索順位が落ちると断定してしまっている人もいます。
更新頻度がコンテンツやページの質を決めるわけではありません。これも相関関係と因果関係をごっちゃ混ぜにしていると言わざるを得ません。
同様の勘違いとして「コーポレートサイトなどは逆に更新頻度が高いと検索順位が落ちる」というものがあります。

これもSEO業者やWEBコンサルタントが前提条件をしっかりと説明しない、手段を目的にしてしまっているがために起きる間違いだと考えます。

「約2~3週間程順位が下がります」とか「更新しすぎると順位が戻り切る時間がありません」など、昔はよく言われていました。(同じことを言われた経験がある方は多いのではないでしょうか)

これは「更新しすぎてはいけないページ(情報)の切り分け」と「昔はクロールして検索評価されるまでにかなりの時間を要した」ことなどの前提条件を語っていないがために起こる勘違いと言えるでしょう。

更新しすぎてはいけないページ(情報)とは、コーポレートサイトでいうところの会社概要、業務内容など「変わることがあまりないページ(情報)」です。

これは普通に考える方が分かりやすいと思いますが、例えば会社の住所や電話番号、役員の名前や業務が頻繁に変わる会社を信用できるでしょうか?

検索エンジンも同じで、普通は頻繁に変わることがない情報が頻繁に変われば「胡散臭い(スパム)サイト」だと判定し、検索順位を下げる傾向にあります。

逆にお客様へのお知らせや、商品、サービス情報などは即座に、かつ正確な情報を出すことがお客様(ユーザー)にとっては有益なこととなるので、むしろ積極的に更新する必要があるページだと分かります。

もちろんホームページの質を押し上げるページなのですから、検索評価が上がることにも繋がるでしょう。

次に、更新しすぎると順位が戻り切る時間がないというのは「昔はクロールしてインデックスされ、最終的な検索評価が決まるまでに今よりもかなりの時間を要した」からです。

待ちきれずに次の変更を行うと「その前のインデックスと検索評価がなかったことにされるから」だと分かります。

また、自分のホームページの評価が下がったわけではなく、他のホームページの評価が上がったために「相対的に自分のホームページの検索順位が下がった」ということもあります。

このようにしっかりとページ(情報)の切り分けや以前との検索環境の違い、他サイトとの兼ね合いなどを理解出来れば、今や更新頻度が検索順位には影響しないことがハッキリ分かります。

もちろん他にも理由は考えられますし、一概に言えることではないとも理解しておいてください。
もし、あなたがホームページ運用について迷ったときは「お客様(ユーザー)に喜んでもらえる有益な情報を与え、役に立つことを提供する」ことを第一に考えてみてください。

そうすれば更新頻度が問題ではないことにすぐに気が付くでしょうし、大切なのは有益なコンテンツを提供することでホームページの質も上げること(特にコーポレートサイトは信用、信頼である)ということにも気が付くことでしょう。