「平均的なコンテンツ」がたくさんの人を集められない理由とは?

今回は11月20日の記事でも少し触れた、「平均的なコンテンツ」がたくさんの人を集められない理由についてお話ししたいと思います。

11月20日 あなたのホームページはお客様の意識やニーズとかけ離れていませんか?

結論からいうと失敗原因として考えられるのは、サイト、コンテンツに個性がなく面白くないからというよりも「誰に読んで欲しいか」が明確ではないからです。可もなく不可もなく、ということは「印象がない」とも言えるでしょう。
多くの人を集めたい!そのためには多くの人が共感、理解してくれるコンテンツを作ろう!

誰もがそう考え、そしてそのような願いや目的を叶えるため「平均的なコンテンツ」を作成してしまうのではないでしょうか?
しかし、それではおそらく失敗してしまう結果となります。

「サイト、コンテンツが差別化できておらず面白くないから」というよりは、「誰に読んで欲しいか」が明確ではないことが問題です。
誰のためにが定まっていないから、誰にも読まれない(刺さらない)ことにつながります。
話を分かりやすくするために、ここではコンテンツを「参考書」に例えてお話します。

もしあなたが参考書を作ることになった時、どのような参考書を作りますか?
おそらくほとんどの方が「多くの生徒の学力(レベル)にあった参考書を作る」と答えるでしょう。

では、ここでいう生徒の学力(レベル)にあった参考書とはどういったものでしょうか?
ほとんどの方が多くの生徒の学力に合うことを考えて「平均的な学力(レベル)の参考書を作る」と答えるのではないでしょうか。

しかし、この考え方が大きな間違いを犯すことになる可能性にもなるのです。

極端な例ではありますが、生徒が10人いて、とあるテストの点数が6人が85点4人が15点だったとします。これだと平均点は57点になります。
先ほどの「平均的な学力(レベル)の参考書」の理論に合わせると、「57点の生徒に合った参考書を作成する」ということになります。しかし、これではどの生徒にも合わない参考書が出来上がってしまいます。

なぜなら、85点の生徒には分かり切ったことだけが書いてある「中身が薄い」参考書となり、15点の生徒にとってはレベルが高いことばかりが書いてある「難解な」参考書となってしまうからです。

その結果、この参考書はどの生徒にも受け入れられない参考書となってしまうのです。

では、この場合どうすればよいのでしょうか?

まず、1番生徒の数が多い「85点の生徒にあった参考書を作る」ことが第一の選択になります。
そして、2番目に生徒の数が多い「15点の生徒にあった参考書を作る」ことが第二の選択となります。

よって平均点にあわせた参考書、ホームページで言えば平均的なコンテンツを作ることは間違いだとなるのです。

勉強のように「やらなければならない」という義務感が発生するものなら、分からない人であっても難しい参考書を何とか理解しようと必死になって読むでしょう。
ですが、そのような義務感のないもの、特にわたし達が提供する「ホームページのコンテンツ」などは多くの人が無理をしてまで閲覧しようとは思わないものです。

もちろん50点の生徒が5人、60点の生徒が5人で平均点の55点に近い学力(レベル)に密集しているのであれば、平均点にあわせた参考書を作ることが正解ですし、それだけ一極集中していればこういったことを考えるまでもありません。
テストの平均点に限らず、世の中のニーズやユーザーの趣味嗜好はかなり細分化されています。
「当たりさわりのない、可もなく不可もない平均点コンテンツ」は逆に誰の心にも刺さらないコンテンツにもなってしまうのです。

大切なのは、あなたが集めたいと思っているホームページのコンテンツを読むであろうユーザー層が、どのくらいの知識・情報を欲しがっているのかを見極め、それに合ったコンテンツを作成することなのです。

SEOでも「とにかく人を集めたい」「PVを増やしたい」という目的だけでホームページ運用を行うと大失敗するのは、正にこの理論だと言えるでしょう。